34レス(1/1)
1:
旨煮2006/07/21(金) 18:36:54 QhDzs0JQ
ポケスペ小説のスレだ。ドリームも良し、パラレルも良し。じゃんじゃん投稿しる。俺は、気が向いたら投下する。
2:
旨煮2006/07/21(金) 18:40:06 w8w/zxmk
誤爆、、、。ドリームじゃなく、短編小説に訂正じゃ。
3:
pan2006/07/23(日) 14:24:02 tkRJElAY
ウホッ
スレ立てThx。

今ルビーとサファイアのを一本書いてるので、
完成したら投稿するよ。
7月中には投下できるよう頑張る。
4:
旨煮2006/07/23(日) 15:03:19 .CLvy22Q
ワクテカして待ってるwwwwww
5:
名無しビファイアさん2006/07/23(日) 15:42:30 GTQOVPjQ
また夏厨か
6:
名無しビファイアさん[sage] 2006/07/24(月) 22:20:42 NJC7RWkk
まあ前のまとめサイトには小説投稿掲示板があったから別にいいのでは。
7:
今更だけどルサ小説書いてみたよ2006/08/31(木) 00:01:45 smsd7rXs(1/5)
 サファイアの誕生日の翌日――――。

 ルビーとサファイアは、昼間っからひみつきちの中に二人してこもりきっていた。
 間に挟んだテーブルの上にはマップやら雑誌やら資料やら手紙やら写真やらが隙間も見えないほどに広げられ、それをとっかえひっかえ引っ張り出しては二人はあれやこれやと相談しあっているのだ。


 「――もう一度、今度はあたしの誕生日から、新しい旅のはじまりったいね。80日間であたしもルビーもホウエンを一周したけど、それでもルビーしか知らない場所もあるだろうし、あたしは知ってるけどルビーは知らない素敵な場所もあるったい。――そういう所、いろいろ見てみたいし、ルビーにも見せたい」

 昨晩の、サファイアの言葉である。

 もう一度ふたりは新たな旅に出る。
 今度は競争ではなく、ホウエンを救うための戦いでもない。
 ポケモンと触れ合い、自然を感じ、人と関わりあって紡いでゆく、自由な旅に。
8:
今更だけどルサ小説書いてみたよ2006/08/31(木) 00:04:00 smsd7rXs(2/5)
 そして今日はさっそく旅の支度を整えつつ、二人がお世話になったジムリーダーたちやその他の人々に会うついでにどこに寄ろうかなどを話し合って、二人で「行きたいところ・したいことリスト」を作っている最中である。それはもしかしたら旅そのものより楽しいかもしれない、幸福な時間でもあった。

 「ミナモシティに新しくできたコンテスト総合会場が見てみたいな。師匠が手紙で「大変美しい会場だった」と絶賛していたから、是非この目で見てみたいんだ」
 そう言ってルビーは、メモに「ミナモシティのコンテスト会場」と書き足す。
 「手紙かぁ……あたしもアスナからフエンの温泉が復活したから一度遊びにきてって手紙をこの前もらったったい。そこば寄りたいけど、いい?」
 「いいけど……温泉、か……」
 ルビーの視線が泳ぐ。
 「……なんか、やらしかこと考えとる?」
 「いや、全然?」
 サファイアの探るような言葉と視線は、涼しい顔で流される。
 怪しい――と思いつつも、問い詰めるのもムダそうなので、ルビーが「フエンの温泉」と書き留めている間、サファイアは広げたホウエンマップと書きかけのリストに目を戻す。
 「あ、ニューキンセツも行こう? いろんなカラクリばあって、遊園地みたいでおもしろかよ」
 「遊園地か……僕、そういえば行ったことないな」
 サファイアが目を丸くする。
 「ルビー、遊園地行ったことなか?」
 「ああ、母さんは「いつか家族三人で行こう」って昔から言ってたけど――父さんの都合がつかなくて、結局今まで行けずじまいさ」
 「…………」
 「……サファイア?」
 急に黙り込んだサファイアに、ルビーは少し狼狽する。
 「サファイア、どうし……」続き8行
9:
今更だけどルサ小説書いてみたよ2006/08/31(木) 00:05:53 smsd7rXs(3/5)
 幸いにも気付かれなかったらしく、サファイアは嬉々としてさらに喋る。
 「あ、それと、せっかくバッジ全部そろえたし、サイユウのリーグにも挑戦してみたか」
 「いいんじゃないか? 父さんに勝ったサファイアの実力なら、いい所まで行けると思うよ」
 「…………」
 ルビーが気に障るようなことを言ったわけでもないのに、なぜか黙りこくるサファイア。
 不思議なものでも目の当たりにしたように、ルビーをじっと凝視している。
 「な……何だい?」思わずたじろぐルビー。
 「さっきから……ルビーがあたしのすることに嫌味言わないなんて、珍しか」
 「な……まるで僕がいつも君に嫌味を言ってるみたいじゃないか」
 「いつも言ってた。……なのに、今日のルビーは、変」
 ルビーはサファイアから自分の表情を隠すように顔を手で覆う。
 「言って……いや、あれは……」
 「…………?」
 何故か言葉を濁すルビーを、サファイアはテーブル越しにのぞきこむ。
 「…………そ、そうだ、”みなみのことう”にも行ってみたいな。……なんでも、とてもbeautifulなポケモンが生息しているって噂があるからね」
 あからさまに話をそらされ、首を傾げるサファイア。
 とりあえず追求はおいといて、サファイアはどんどん増えていった「行きたいところ・したいことリスト」の項目を頬杖を突いて眺め、くすりと笑う。
 「この調子だと、またホウエンを一周することばなりそうね」
 ルビーもそれを受けて苦笑し、メモを取り上げる。
 「とりあえず、これくらいにしとこうか。――きっと、旅の途中でまた追加していくことになるだろうし」
10:
今更だけどルサ小説書いてみたよ2006/08/31(木) 00:07:20 smsd7rXs(4/5)
 「――あ」
 ふと、サファイアが声を上げた。
 「ルビー、あたし、大事なことひとつ書き忘れたったい」
 「何だい?」
 リストを書き連ねたメモを手渡しながら、ルビーが聞く。
 「……ないしょったい」
 「? ……まあ、いいけど」
 メモを受け取るとサファイアはルビーに背を向け、床にうずくまって何かこそこそと素早く書いた。
 「読んだら怒――」
 サファイアの言葉も最後まで終わらないうちに、メモを受け取るやいなやルビーは書き足された文字に目を走らせる。
 「ふむふむ?」
 「!!! よ、よ、読んだらだめっ!!」
 取り返そうと躍起になるサファイアをかわし、ルビーはサファイアの手によって走り書きされた一文に目を通す。
 「かーえーせー!!!」
 近くにあったぬいぐるみクッションでサファイアの猛攻を防御しつつ、ルビーはメモをたたんだ。
 「よ、よ……読んだ、ったい?」
 怖い顔で詰め寄るサファイアにルビーはメモをひょいと手渡し、真顔でサファイアに問うた。

 「……サファイア、これ何て書いてあるんだい」
続き12行
11:
pan2006/08/31(木) 00:09:55 smsd7rXs(5/5)
7月中とか言っておいて、一ヶ月以上遅れて本当にすまない……orz

一応4章ENDあたりの話のつもりだが、文章書くのがこんなに難しいものだとは思わなかった。
RSEのあたり実際にプレイしてないんで、おかしい部分があるかもしれない。
あとサファイアの博多弁わからんかった
12:
名無しビファイアさん2006/09/01(金) 15:18:28 Dep/iM0Y
GJ!!!!厨スレに神が来た!!!!
13:
名無しビファイアさん2006/09/02(土) 20:43:51 7jFHY9KU
萌えしねる…GJGJGJ
14(1):
ニョロスレが落ちたのでコピペ2008/04/16(水) 22:22:23 Ti/Schn.(1/4)
ピカ「ニョロ殿、今回の負け戦どう責任をとるので?」
プテ「さよう、最強レッド軍の将があろう事か野生のコラッタに負けるとは」
ニョロ「・・・」
ピカ「ニョロ殿!ご返事を!」
ゴン「しかもレッド様はフッシー殿を出そうと言ったのに、ニョロ殿が自分がやるなど出過ぎたことをするから」
フッシー「ニョロ殿、拙者はニョロ殿とは一番の長い付き合い、それゆえ戦いを任せたと言うにあれはなんでござる!」
ギャラ「あれほどみずでっぽうは使うなと申したのに何故使ったのです?敗因はそこにござる」
ニョロ「くっ・・・・ふ、ふはははは」
ニョロは突然笑い出した、
フッシー「いかがなされた、ニョロ殿」
ニョロ「貴殿達には先の戦いはワシが本気でコラッタに負けたと思っているようじゃな」
ゴン「どういうことです?」
ニョロ「分からぬか、良いかワシはのレッド殿が小さき頃からの側近じゃ、海に落ちたレッド様を助けたこともある」
フッシー「それと今の戦いになんの関係がござる?」
ニョロ「最後まで聞け!それゆえワシは何があろうとチームからは外されない、貴殿達ならコラッタに負けでもしたらチームから外されるであろう、ワシは違うそれを先の戦いで証明したのじゃ」
なんという負けず嫌いの嘘であろうか、他のポケモン達は呆れて言葉も発せ無かった
15(1):
ニョロスレが落ちたのでコピペ2008/04/16(水) 22:23:15 Ti/Schn.(2/4)
プテ「おや、あれはレッドさまではないか?」
ピカ「さようじゃ」
皆ニョロを無視してレッド元へ集まった
レッド「皆聞いてくれ、チームにブイを入れたいから誰か一人ボックスに行ってほしいんだ」
皆一斉にニョロを見た
ニョロ(ふん、ワシには無縁のことじゃな)
どうやらまだ自分の立場が分からないようである
ピカ「殿、それでは今居る6匹のポケモン達で戦い合い負けた者を外す、というのはどうでござろう?」
レッド「うん、じゃあそうするか」
こうして生き残りをかけたサバイバルが始まった
16(1):
ニョロスレが落ちたのでコピペ2008/04/16(水) 22:24:10 Ti/Schn.(3/4)
結果は言うまでも無かった・・・
ニョロはなんと10秒足らずで他の5匹にやられてずたずたの屍と化したのだった
無論皆はニョロにしか攻撃をしなかったのだが・・・
ニョロ「ぐふ・・・何、これも・・さっきと同じ・・・ワシとレッド様は・・・」
まだ負け惜しみを言うニョロに皆の堪忍袋の緒が切れた
ゴン「あ?寝ぼけてんじゃねーゴミ!」
ギャラ「殺せ、殺せ」
ニョロはもうポケモンかどうかも分からないぐらいに原型を留めてなかった
レッド「よし、そこまで」
皆もっとやりたそうな顔をしていたがおとなしく止めた
ニョロ「ワシはぜったいに・・・外されん・・」
レッド「じゃあニョロはボックス行きね」
ニョロはその言葉を聞くと、死ぬのではないかと思うぐらい涙を流し息絶えた
悲劇の道をたどったオタマジャクシは最後まで希望を捨てなかった
17(1):
ニョロスレが落ちたのでコピペその22008/04/16(水) 22:26:46 Ti/Schn.(4/4)
ニョロの一日

8:00 レッド「ああ、ニョロ。起こしてくれてありがとう。今日も1日がんばろうか」
8:30 レッド「ニョロ〜朝ごはんまだ〜?」
9:00 レッド「ニョロ、いつも通り先頭よろしくね。」
10:00 「ズボーッ」 レッド「あんなところにおとしあながあったのか、危ない危ない」
11:00 戦闘開始 レッド「いけ、ニョロ」
11:01 レッド「いけ、ブイ」
12:00 レッド「ふう、やっとヤマブキシティについた。みんなポケモンセンターでゆっくり休んでくれ。あ、ニョロは買出しよろしくね。」
13:00 レッド「よし、十分休んだことだし、出発するか。ニョロ荷物持ちよろしく」
14:00 レッド「あ、そーいや買い忘れたものがあったな、ニョロもう一回町もどって買ってきてくれない?ここで待ってるからさ」
16:00 レッド「あ、おかえり〜。じゃあ早速出発。」
20:00 レッド「もう暗くなってきたし、今日はここで野宿だね。じゃあ、ニョロご飯よろしく。」
21:00 レッド「いただきま〜す。」
22:00 レッド「さて、もう寝るかな。じゃあニョロ見張りよろしくね。」
そしてまた朝ニョロはレッドを起こすのであった。

てめぇら、これでもニョロがいらねぇってゆうのか?
18:
名無しビファイアさん[sage] 2008/04/18(金) 01:59:07 PbuDMtEU
>>14-17
GwwwJwww
19:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:29:07 BvDZar5k(1/7)
レッド×カスミ

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
意味は察してください。
20:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:32:56 BvDZar5k(2/7)
「バクたろう、インファイト!!」
少年の声が、爆炎を纏い、唸り声を上げて相手を威嚇するバクフーンに戦う意志を与える。
しかし、それよりも先に、もう一人の少年の声が、別のポケモンを繰り出した。
「戻れゴン―――行け、ブイッ!!」
最初の少年とは違う少年の声に、モンスターボールからエーフィが飛び出した。
繰り出されたバクフーンの無数に繰り出された剛拳は綺麗にかわされ、虚しく虚空を振るわせた。
「うぇ!?くそっ、バクたろう、フレアドライブ―――」
「ブイ、サイコキネシス!!」
攻撃が通じなかったことに一瞬焦りを覚えるものの、少年は追撃の指示を述べた。
しかし、同時にもう一人の少年の、迷いのない声が響き、それを聞いたエーフィが先に動く。
エーフィのつぶらな瞳が輝いたかと思うと、一瞬で全身がオーラに包まれ、念力の波動が迸った。
念波をまともに全身で受けたバクフーンが苦しげな声を上げながらよろめき、そのまま膝
をついてしまう。
そして―――ダウン。動かなくなる。戦闘力を失い、意識を失ったのだ。悔しそうに歯噛
みし、最初の少年が首を振った。
手持ちのポケモンが全てなくなり、負けを認めたのだ。
「っちゃーっ!もう少しってとこで〜〜!」
「ふ〜〜、ま、こんなもんかな?」
バクフーンを倒された少年の悲鳴と、エーフィを繰り出して勝利を手にした少年の安堵の声が重なった。
続き8行
21:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:33:53 BvDZar5k(3/7)
そしてレッドは、カントーリーグの頂点に立ったチャンピオンであり、ロケット団、四天王、マスクオブアイスなどが関与した事件を解決に導いた、若き才媛である。 16歳。
もう一人のゴールドもまた、マスクオブアイズやジラーチをめぐる事件を解決した一番の立役者であり、その才覚はレッドにも匹敵しているかもしれない存在だ。13歳。
 彼らはポケモンの生態学の権威であるオーキド博士の手伝いをしていて、別々の任務についていたのだがが、偶然再会したため、稽古もかねて互いの実力を確かめ合う為のバトルをしていたのだ。
レッドが勝利に終わり、トレードマークの逆さにかぶった帽子を外して額の汗を拭うと、
ゴールドが溜息をついて地面にへたり込んだ。
「あーあ、畜生……今日こそはと思ったんスけどねぇ……フレアドライブだったら絶対に裏をかけたと思ったのに……あー!」
いいながらバックをあさり、ある道具を見つけると倒れたバクフーンの口へほおる。
「そう言うなよ……ちょっと一本調子だったのはあるけど、その分裏が生きていて危なかったよ。俺もうかうかしてらんないな。」
「いえ、まだまだっス。修行のやりなおしっス!」
最近やっと慣れてきた師匠としてのフォローをいうレッドに、はっきりと返すゴールド。
そこに、げんきのかけらで力を取り戻したバクフーンが、彼の肩に手をやって反省のポー
ズになる。が、ゴールドはバクフーンに向きなおると、ぶんぶん首を振った。
「いや、お前が悪いんじゃない!まだ俺が甘いだけだぜ……ええい、今度は絶対負けな・・・」
「もうちょっと落ち着きを養わないと、一生レッドさんに勝てないわよ!」
 バクフーンに声を掛けつつ、次の勝負への意気込みを宣言するゴールドの言葉をさえぎり、少女が観客を割って近づいてきた。
青い髪を二つのおさげにたらし、変わったはねっ毛をしている少女―――クリスという名前の少女で、ゴールドの任務のパートナーである。彼女は捕獲の専門家であらゆるポケモンの捕まえ方を身につけており、現在はオーキド博士の助手も務めている。
その声に、ゴールドは取り乱したようにあわてだす。
「ゲッ、クリス!?」
「もう、ちょっと目を離したすきに!急ぎの仕事だって博士にも言われたでしょ!」
ゴールドいわく、委員長モードでゴールドを叱るクリス。しかし、ゴールドも言われっぱなしは我慢できず言い返す。 続き3行
22:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:34:37 BvDZar5k(4/7)
ゴールドがレッドに助けを求めようと、レッドの方を見るが何か様子が変だ。何時も通り、二人をどう止めたらいいか分からずたじろいでいるかと思えば、彼らの様子など気にも留めぬ様子で、そわそわと港のほうを見ている。
視線の先には、船から降り立ってくる大勢のトレーナー達。そして、ゴールドの声にも全く気付いていないレッドに、ゴールドとクリスは口論を止めて目配せし、こっそり背中に近づき―――
『レッドさん!!』
「ぅわぁっ!?な、何!?」
「どうかしたんですか?海の方をずっと見て。」
「船ならここに来るまでずっと見てきたじゃないっすか。」
大声にしりもちをつくレッド。地面に座り込んだまま、大声を上げた二人に当惑の視線を
向けるが、不審そうに彼の様子を見つめる二人に、あわてた様子で弁明するレッド。
「え!?い、いや、別に大したことじゃ……」

「レッド!」
彼の背中に、 少女の声が響いた。
黒いブラウスに短いGパンを履いた、ショートカットにしたオレンジ色の髪の少女。
レッドの住むカントーのハナダシティジムリーダー、カスミである。
彼女は、ジムを営むかたわら、他のジムリーダーと連携して治安維持につとめたり、また、オーキド博士の手伝いもたまに行っている。年齢はレッドと同じ16歳。カスミの姿を認めたレッドが顔を僅かに赤らめる。
「カスミ!」
「ごめん、遅くなっちゃった。それに―――ゴールドくんとクリスちゃんも居るんだったら丁度いいわ。連絡取れなかったから見つけるの大変だなぁと思ってたところだったの。博士から頼まれたもの、持って来たわ」
「すみません、つい昨日までずっと洞窟にこもってたので。」
カスミに手間をかけさせたと感じたクリスが申し訳なさげにこたえる。
気にしないで、といいながらカスミはごそごそと自分のバッグから、ディスクケースを取り出した。そして、ゴールドとクリスにそのディスクを手渡した。 続き6行
23:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:35:55 BvDZar5k(5/7)
「あ、あぁ、サンキュー・・」
カスミにディスクを手渡されると、レッドは顔を更に赤くしてぎこちない笑顔で微笑み、
笑顔を向けられたカスミも、僅かに気恥ずかしげに視線を逸らして頬を染める。
その仕草に、レッドは暫し見蕩れるが―――意を決して、レッドが口を開く。 
「そ、そうだ、カスミ……そのさ、この後良かったら―――」
が、勇気を出したレッドの言葉を遮り、慌てた様子でカスミが不自然な大声で叫ぶ。
「あ、ご、ごめん、私博士に頼まれて、この先の225番道路に用事があるの!じゃ、じゃあね、 レッド、あとゴールドくんとクリスちゃん!」
一方的にそう叫ぶと、その場から逃げるように踵を返して駆け出すカスミ。慌ててつまず
きそうになるが、それでもお構いなしに、走りながらスターミーを出すと一目散に225番道路へ通じるゲートへと大通りをすり抜けていった。
呆然としたようすでカスミの後ろ姿を見送るレッド。放心しているようだ。
(ねぇ、ゴールド、もしかしてレッドさん・・・)
(ああ、最近やっとあねさんを女性として認識したらしい・・・、彼女から電話があると、うれしそうに話してるし、思ったら一直線なところは師匠らしいっちゃらしいんだけどさ。でも、あねさんって師匠にベタ惚れだったはずだったのになんであんな態度を?)
(もう、そんなこともわかんないの!あれは…、………ねえ、そろそろレッドさんをどうにかしないと・・・・・)
 二人のバトル(とそのあとやりとり)を見ていたギャラリーの好奇の視線を感じ、気恥ずかしくなったクリスは、ゴールドとともに顔を赤くしたまま、放心したレッドの腕を掴むと、逃げるようにバトルタワーの敷地内へと駆け出した。

で……引っ張っていった先は、バトルタワー敷地内のレストランの一つ。
全国、いや全世界からトレーナーが集う場所である故に、こういった施設は敷地内にも沢
山存在する。特に休日ともなれば、泊り込みでバトルタワーに挑む者達も少なくない。
トレーナーやその随伴者に対する宿泊や飲食の施設は、そのためかなり充実させていた。
広々としたつくりのレストラン内には、少なくない客が食事を楽しんでいた。加えて、相 続き9行
24:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:39:32 BvDZar5k(6/7)
気楽に食事を頬張りながら喋るゴールドと親身になっていることが逆に傷つくクリスをそれぞれ半目で睨み、しかしすぐに沈んだ表情になるレッド。手にしたフォークの先で、既に冷めてしまったステーキをつつきながら、諦めの入り混じった声で呟く。
「よそよそしい……ねえ」
「うん。そのさ……なんだろ、ホウエンでのことが終わってチャンピオンをひきうけてからかな?なんだか、避けられてるような感じなんだよ。前だったら、そんなことはなかったんだけどなあ……」
レッドは全くわからないと言った様子で、嘆くように頭を抱えて呻く。それに対し、ゴールドもクリスも困ったような顔になる。
(レッドさんってもしかして、カスミさんが自分を好きでいること微塵も感じてなかったの?)
(いまさら何言ってんだよ、あたりまえだろ。それあっての師匠じゃねえか・・・)
(そうよね…、そうですよね………、………カスミさんかわいそう(泣))
(でもなぁ、ほんとになんでカスミさんはレッドさんを避けるようなことを?)
(まだそんなこと考えてんの?肝心なところで鈍いんだから!)
(なんだよ!わかってんなら教えろよ!)
(自分で考えなさいよ。勝手に人の気持ちを詮索して人に話すのは遠慮するわ。)
(そんなこといったって、茶に誘うのだっていっぱいいっぱいのレッドさんにわかるわけないだろ!)
(そうよね、とりあえず私たちが後押ししてレッドさんをもう一度カスミさんと向き合わせないと)
(でも、どうやって・・・)
考え込んでいたゴールドとクリスだが、不意にゴールドが手を叩く。
「……アレだ、ほら、彼氏ができたとか」

「え、ええええっ!?……そ、その、そう、なの?」
ゴールドの言葉に、サンダーのかみなりを脳天の受けたようなショックが全身に走ったらし
く、レッドは傍からは不審なほどに動揺し、ゴールドとクリスを交互に、救いを求めるような視線を向けた。 続き19行
25:
名無しビファイアさん[sage] 2009/03/08(日) 19:40:55 BvDZar5k(7/7)
「……まあでも、恋の病なんて首突っ込むのも野暮ってかんじだし、傍観決め込んでるのはある意味正しいか。・・・・まったく、ポケモン以外の事になるとなんで弱いんスかね・・・」
「しょ、しょうがないじゃないか……ふう。とりあえず、ちょっと疲れたし、今日はセン
ターに寄ってそのまま一泊するよ……」
「あ、はい……ま、まあ、師匠、元気出しましょう。俺らの言った事はあくまで憶測っスから」
「ああ、ありがとう、ゴールド、クリスちゃん……」
そう言うと、しょんぼりとした様子で席を立ち、自分の食事代を支払ってレストランを後
にするレッド。
先ほどまで肩を竦めていたポケモンたちも、流石に重症と感じたか、慌てて後を追ってい
く。
そんなおかしな集団を、ゴールドとクリス、そしてそれぞれがこの場に出しているポケモン達 不安そうに見つめていた。
「……大丈夫かしら」
「さてなー、こればっかりは俺らがどうこう言えないしなー……」
「もう、好きな人ができたなんて、勝手なこといって。」
「危機感でも感じて発破が掛かるといいんだけど。」
二人ともそう呟きあいながら、バトルタワーから広がる景色を見て―――黒雲が空を覆っ
ているのが視界に入る。
「あー、降りそうね、思い切り・・・」
「だな……涙雨かねぇ、師匠の・・・」

つづく
26:
匿名希望2013/07/10(水) 00:09:54 EQogq0VY0
ブラホワ妄想小説書いてみたいんですけど、良いですか?ガチの初心者なんで、見劣りするかもしれませんけど…
27:
匿名希望2013/07/10(水) 15:23:18 nLbdL0Is0(1/2)
応答無いので書きますね。
ブラホワで、Nとの決戦から5年後くらいの話です。付き合ってる設定で
す。
28:
匿名希望2013/07/10(水) 15:59:42 nLbdL0Is0(2/2)
「フゥ…」
ある日の午後、ホワイトは自分の部屋から外を見つめていた。彼女が6年前から始めたBWエージェンシーは今やイッシュを代表する大企業となっていた。自分の夢が果たされて、嬉しいはずなのに、彼女は憂鬱な気分だった。それは多分、自分の彼ーブラックのせいだろうと彼女は思っていた。
「俺は、社長の事が好きだ。」
5年前、Nとの決戦に勝ち、レシラムを従えたブラックが、ホワイトに言ったのは、その一言だった。ホワイト自身、かなり前からブラックが気になっていたので、それを言われたときはとても嬉しかった。気づけば、嬉しさのあまり泣きながら頷く自分がいた。それからブラックは、ホワイトの部屋に引っ越してきた。俗に言う、同棲という奴だ。しかし、2人で毎日暮らせた時間は、1年と少しだった。
4年前のイッシュリーグで、アデクに勝ったブラックは、リーグチャンピオンに就任したのだ。一方ホワイトも、BWエージェンシーの仕事が忙しくなり、なかなか帰れなくなってしまった。それに追い討ちをかけるように、先輩図鑑所有者のレッドがブラックを修行に誘ったのだ。ブラックはホワイトを置いていくことが後ろめたかったのだが、当のホワイトが折角だから、と送り出したので、ブラックはレッドとカントーへ旅に行ってしまった。それからもう、2年経ったのだ。ブラックは毎日ライブキャスターで連絡はくれるものの、ホワイトは自分の寂しさをごまかせなかった。
「ブラック…早く戻って来てくれないかなぁ…。」
そうつぶやきながら、ホワイトはぼーっとしていた。
29:
匿名希望2013/07/15(月) 02:12:29 asYM/QpQ0
そんな時、ホワイトのライブキャスターが鳴った。ホワイトが慌てて画面を確認してみると、そこには
fromブラック
と表示されていた。ホワイトはすぐに通話ボタンを押した。すると、画面に出てきたのは、当然だが、ブラックだった。
「よっ、ホワイト!」
彼はそう行ったのだが、ホワイトは別のところに注目していた。それは、ブラックの背景だった。ついこの前までは岩壁だったのに、今日見えているのは、ヒウンシティの摩天楼…えっ、ちょっと待って、ブラック君は今シロガネ山で修行してるはずじゃ…とホワイトが思ったところで、ブラックが話し始めた。
「実はさ、俺今日イッシュに帰って来たんだぜ。」
「え…そうだったの?」
「おう、今チェレン達とパーティーやってるとこだ。」
「そうなんだ…。」
ホワイトは少しがっかりした。なぜなら、彼は少なくとも今日此処には帰って来れないからだ。しかし、ブラックが次に言った一言で、ホワイトは驚かされた。
「なぁ、ホワイト…明日から、ちょっと旅しねぇ?」
「…え?どういうこと?」
「いや、イッシュで俺たちが旅した所色々見にいかねぇかって思ったんだけど…ダメか?」
「ダ…ダメな訳ないでしょ!行きたいわよ!」
ホワイトがそう答えると、ブラックが安心してため息を吐く音が聞こえた。
「それじゃ、明日、10時にカラクサの草っ原でな!」
「え?何でそこで?」
「まぁまぁ、くれば分かるって!」
そこまで言うと、ブラックはライブキャスターを切った。
「何でカラクサの草っ原にしたんだろう…?」続き3行
30:
匿名希望2013/07/18(木) 23:37:32 PbFnscgU0
翌朝。
ホワイトは旅行カバンを引っ張りながらカラクサの街を歩いていた。服装は、5年前と同じ、白いシャツにホットパンツだった。彼女はブラックとの待ち合わせ場所に向かっているのだ。
「何でカラクサにしたんだろう…?」
ホワイトはそうこう考えているうちに、待ち合わせ場所に着いていた。
その時、目に入ってきた風景を見て、ホワイトは思わず声を上げた。
「あれ…、ここって…。」
彼女の目の前に広がっていたのは、普通の広い草原。しかし、ここは彼女にとって、忘れられない場所だった。
「おっ、ホワイト来たな。」
その時後ろから聞こえたのは、ホワイトが心から愛してやまない、あの人の声だった。
「ブラック…久し振りだねっ!!」
「俺もずっと会いたかったぜ、ホワイト。」
そこには、レシラムのレシに寄りかかってホワイトを見ている、ブラックの姿があった。
「ブラック…私、ずっと独りで…寂しかったんだよ?」
「ははは、ごめんな、ホワイト?」
そう言って、ブラックはホワイトを抱き寄せた。
それから暫くして、
「じゃあ、行こっか?」
「あぁ。そういや、ホワイトは昼飯食ったか?」
「え?まだだけど…何で?」
「いや、まずどこ行こうかって決めようかと思ってさ。それじゃ…サンヨウ行こうぜ!」続き4行
31:
行け、名無しさん![sage] 2014/05/20(火) 19:09:02 M1PJwkfs0(1/3)
もうしばらくレスないんだね
せっかくだから四章終結後の暗めルサ
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行け、名無しさん![sage] 2014/05/20(火) 19:10:26 M1PJwkfs0(2/3)
 7月の初夏、またあの日の熱がやってきた。思えばルネの死火山が崩壊して、古代の超獣たちが元有るべき場所へと帰った『環境事変』からもう2年が立とうとしている。
 水面下で暗躍したふたつの地下組織、神話にあるふたつの宝珠、解決に当たった自治体の首長、秘密裏に第三の超獣を研究していた協会の重鎮たちの思惑。僕たちはそうした全てに関わった。
 いや、今考えると関わらざるを得なかったんだ。それは僕らの一代前、つまり親の代から続く縁、定めのようなものだったから。

 僕とサファイアという、ふたりの子供の間に流れた怒濤の80日間はあっという間に過ぎ、それから暫くしてホウエンに残された災害の疵痕も人々の生活の中で癒え、かつての事件は忘れ去られつつある。
 テレビに映る権力方への報道の様子も落ち着きを見せ始めた。それというのもこの間のニュースでテロップで流れていた、協会が囲っていた天空の塔の主についての責任追及が一段落したからだ。担当していた機密的な部署の幹部は法で裁かれ、加えて露見した事態がもうこれ以上掘り下げられないよう根回しがされたのだろう。
 だれもこんな終結の仕方には納得していないはずなのに、みんな目の前のことで手一杯になっている。僕の近所も、父さんやオダマキ博士も、彼女も、僕自身も。

 とにかく、一部始終をこの手紙にしたためるとしよう。
 サファイアには悪いことをした。いきなり行方をくらますなんてのは最低の事だった。
だが真実を語ってしまえば、今よりずっと彼女は傷つくだろう。到底受け入れられないことだ、僕もそうだ。

 でもようやく正直になる決心がついた。これから話すのは僕の六匹目の手持ちについての話。

「キャモメ、この手紙をオダマキ・サファイアによろしく。いつも通りだよ……けれどもう二度と、贈ることはないと思う」
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行け、名無しさん![sage] 2014/05/20(火) 19:23:47 M1PJwkfs0(3/3)
 来たるべき夏を感じさせる、巨大な積乱雲の聳える空と、その壮麗な青の映える海だけが周りにある。大海原が雲の真下の、吹きすさぶ嵐を飲み込んだかのように、波も穏やかに凪いでひんやりしたホエルオーの背はいつも通り寝心地がいい。
 寝ようとして寝た訳ではなかった、旅の疲れが出たのか、波に揺られるままに崩れるように瞼を閉じて夢の世界に誘われたのだった。周囲の景色に似つかわしくない、とても激しい夢だったような気がする。しかし意識の覚醒と共に断片的な情景の欠片は彼方へ追いやられてしまう。

 海へ出かけるのはもう何度目だったか判らない。ミシロで11歳の誕生日を祝ったあとは、あの災害の後始末を付けるために港町を巡り、ボランティア作業を一心不乱に手伝っていた。
 作業自体は苦では無かった、むしろ楽だったーーポケモンたちも大勢いて人間同様に手伝ってくれたからだ。
『後遺症さえ無ければ人の営みは健全に回復する』
 岩タイプ使いの、ある物知りな女性ジムリーダーが言っていた。ああした超獣同士の対決は有史以前に何度も行われていたのだと、今回のような未曾有の大災害となったのは文明が隆盛の途を迎え、さらには人間の浅はかな思惑が存在したからだと。加えてあくまで彼らの衝突は超自然的な営みに過ぎず、それを理解することを怠った組織が自らの思想の道具、体現のために用いようとしたからだと。

 そう語る彼女にはそうかも知れないと納得させるだけの迫力があった。苦しいと感じるのは生きているからだ、形のあるもの、文明に執着があるからだ。
「……う〜ん、でも難しいことはやっぱりわからんったいね!」
 そう言って腕を天に伸ばす。高く昇った太陽が瞼の裏に送り込む光が眩しい、もう昼頃なんだ。
「ねぇルビー! 今日の弁当ば……」

 そこまで言いかけて絶句する、視線の先には誰も居なかった。ただ眼前の遙か彼方、水平線のそばに眩いばかりの日光の照り返しと、悠久の青が広がっているだけだ。
 そうだ、いつも隣にいた男の子はどこかに行ってしまってもう久しいのだ。うたた寝と、夢の中に記憶を置き忘れたのか、そのことをすっかり忘れかえってしまっていた。
 再会してから最近はずっと一緒に居た、寝ても覚めても昼も夜も、欠かさず毎日隣に居たはずなのに、ほんの一週間前に彼は失踪した。だから行方知れず、自分は手がかりを追っているのだと気付く。

 もう何度も反芻した、直前の会話を思い出す。
「サファイア……、君は本当にここに居る、自分が有る、と思う?」
 やもすると譫言のような、覇気の無い声音だった。怪訝に思いながらも返した、続き11行
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行け、名無しさん![sage] 2014/11/21(金) 23:58:56 JzBuIhOA0
ここで言うことでは無いかもだが、オメガルビー・アルファサファイア発売おめでとう。
そしてポケスペ・四章キャラクター続投おめでとう
お陰で当時はずいぶん楽しめたよ
でも俺は今、まだ楽しみたいんだ

先生、応援してます
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 元スレ:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/3261/1153474614/